英語って、発想が逆
Ch「チィッ…わかるか?アメリカに誘い込んだ訳を」
Am「ポスドク*1でも英語を使うことは普通の人と同じだと思ったからだ!」
Ch「そう、英語を使う技はポスドクといえども訓練をしなければ…!」
Am「そんな理屈っ!」
おっしゃるとおりですorz
かれこれアメリカに来て11ヶ月がたったけど
自分でもビックリするくらい英語がヘタクソだ。
何から何まで逆
ヘタクソながらに英語を聞いてて思うのは
とにかく、発想の順番がことごとく逆。
語順が、日本語がSOVで英語がSVOという動詞と目的語の逆順は言わずもがな。
前後はback and forthでやっぱり逆だし
イクのも英語だとcomeだし(いやコレはこじつけか)
こないだ、ルームメイト(もちろんネイティブ)が
"I'll give you a lot of money if you do my homework"
っつたんだけど、たぶん日本語だと
「宿題やってくれたら、100万あげてもいい」
ってとこだろう。
そう、日本語だとif節が先に来るけど、英語だとif節は後なんだな。
これだと一例のみだけど、探したらもっと大規模な調査とかありそう。
それこそ、文法の語順と、従属節が前に来るか後ろに来るかの統計解析とか。
無いなら誰かやってみない?面白そうだし。
住所なんかも、順番が全く逆だ。
今でも何でそれが良いのか分からんのだけれど
おそらく英語ネイティブにはそれが当然の順番なんだろう。
第一言語の文法が、考え方の「クセ」
ひいては、世界の見え方まで決めてるのかもしれない。
話者にやさしい or 聴者にやさしい
プレゼンの組み立てなんかも
英語だと、まず結論を示して、論拠を出して行くスタイルが好まれるらしいが
日本語だと、論拠から積み上げて結論を示すスタイルが普通な気がする。
これは、たぶん普段の喋りとか、文法の語順なんかもそうだと思う。
先のルームメイトの話も、結論が先に来る形になってるし。
ただ、ちょっと考えると、ある程度以上長い話なら
聞く方にすれば、日本語であれ英語であれ
何の話なのか、その結論を先に出してくれた方が聞きやすい。
と言うことは、英語的構成は、聴者フレンドリーなのか。
逆に、日本語的構成だと、根拠を積み上げながら
結論をどうとでも変えられる。
言い換えれば、喋りながら考えられる順番になってる。
と言うことは、日本語的構成は、話者フレンドリーなのか。
もしかすると、これが故に
日本語では聞く側が、話者の言いたいことを汲み取る形になるのかも。
(だから、音のレパートリーが少なくて同音異義語がいっぱいあっても会話が成り立つのかも?)
与太話ではあるけれど、語順の逆が考え方の逆を導くかも
ってのは、中々面白いと思うのだけど、いかがでしょう?
*1:別にポスドクがニュータイプと言いたいわけではない