あたしって、ほんとバカ

本当に救いになるものやきっかけって
ほんの小さなキスだったり 一言だったり
とても小さな簡単なことだったりするのね
でも人間って それに気付くのに
何年もかかったりして 難しい生き物ね

by コウ=ハス=セイ=テ=モク=レン

だけど真実なんて人間それぞれ見え方が違う
そう悟るのはたやすかった しかもわかる瞬間はあっけない
「どいつもこいつも自分とは違う」

by ザイ=テス=シ=オン



のっけから、「ぼく地球*1」から引用二連発ですが。

昨晩あげたエントリを改めて読み直すと、まぁ、客観的にはしょーもないんだろなぁ、と思ったのでした。
だって、楽しいほうがいいじゃん、って言ってるだけだからね、単純に言うと。


でも、俺ん中では、そこに至るまでの紆余曲折があったわけ。

あんまり自分語りしてもしゃーないのかもしんないけどさ、
生活のすべてが苦痛で、つまらなくて、毎日気を失うまで飲んでた時期があって
行かなきゃ、って思ってから布団の中で悶々と3時間うずくまってる様な時期があって
苦しくて辛くて、辛くて苦しい、そんな時期があったわけさ。

で、そんなのを経て、結局、昨日書いたような事を考えたわけ。
結論だけ言えば、ものすごく簡単な話になっちゃうんだけど、そこに至るまでに随分回り道したわけ。
一歩引いて考えれば、我ながらバカだなって思う。
ホントに、「でも人間ってそれに気付くのに何年もかかったりして 難しい生き物ね」って感じだ。


それでも、昨日書いた内容、それが「俺にとっての」真実。
別に他人と共有しなきゃならんもんでもないけどね。


自分のありようとか、考え方、感じ方って、それが自分と違う人と触れることで強烈に自覚させられる。
それは驚きを伴い、ときには苦痛さえ伴ったりもするけれど、同時に面白かったりもする。
そういう「きっかけ」が無いと思考がそこに及ばないあたり、自分はアホなのかな、って思うこともあるけど。
思った所で賢くはならんのでしゃーない。

ただ、この手の話は面と向かってやりあうと、感情的になったりしがちで、あんまり良いこと無い。
ちゅーか、きっかけだけくれたら、あとは自分の問題って側面が強いし。
冷静に議論できるなら何か化けるかもしれんけど、
だいたいは「どいつもこいつも自分とは違う」って話で終わるし、それでいいと思う。


まぁ、ひとつ、昨日のエントリでマズったなぁ、と思ったのは、
ダシに使った人がココを読んでる(かも)ってのをスッカリ失念してたこと。
別に陰口ってわけでもねーし、読まれて困ることはなーんもないんだけれど。
上で書いた通り、ただの「きっかけ」だし。ただ、そう読めるかどうかは読み返してみると微妙かね…


うーん、俺ってホント、バカだなぁ。いろんな意味で。

*1:日渡早紀「ぼくの地球を守って」全21巻 白泉社